70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本 改訂版 (入院、死亡、認知症、介護、相続の対応がすべてわかる)
親の介護と死亡がいっぺんにやってきた! 知らないと損をする、万一のことが起こる前にやっておくこと&知っておきたい制度・手続きを、著者の経験をコミカルに紹介する漫画を交え解説。
第1章 親が少し弱ってきたら
1-1 貸金庫・定期預金は解約する
1-2 加入している生命保険を把握し、見直す
1-3 子供名義の定期預金や普通預金を確認する
1-4 老人ホームについて、目星をつけておく
1-5 実家の整理を始めておく
コラム 親の生活習慣病を把握していますか?
第2章 親が重い病気になったら
2-1 親の銀行口座の保管場所を把握しておく
2-2 高額療養費制度をしっかり理解しておく
2-3 親の病気の情報を、親子で共有する
2-4 親の交友関係を、しっかり把握しておく
2-5 親の希望を極力聞き、実践する
2-6 万が一に備え、葬儀屋の目安をつける
2-7 親の銀行口座からお金を引き出す
コラム 親は病名・余命告知を受けたいか?
第3章 親が死亡したら
3-1 葬式の段取りをつかみ、お墓も確認する
3-2 遺された親のケア、実家の管理を行う
3-3 親が亡くなったら行う各種手続き
3-4 実印を持っていますか?
第4章 親が認知症になったと感じたら
4-1 定期的に親の日常をしっかり観察する
4-2 認知症に対する理解の深い医師を探し出す
4-3 認知症の疑いがあれば、要介護認定を受ける
4-4 要介護認定調査には、子供が立ち会う
4-5 要介護状態の親の介護の仕方を決める
4-6 親のお金の管理は成年後見制度を活用
4-7 成年後見制度の利用は、慎重に決める
4-8 認知症の親との接し方を理解する
コラム 老人ホームは何を基準に選ぶ?
第5章 親が元気なうちから暦年贈与を行う
5-1 親の全財産を大まかに把握する
5-2 親が元気なうちから暦年贈与を行う
5-3 親と相続を話し合い、遺言書を作る
5-4 遺産相続をスムースに進める
「介護ですべきこと」だけではなく、死亡後の遺産相続についても書かれています。
1冊あると、これからすべきことが目に見えてくる、分かりやすい解説書です。